賃貸マンションの収益改善の実例
11室のファミリータイプの賃貸マンション(京都府亀岡市)の事例
改善前 常時2室~3室の空室、平均空室期間約12ヶ月、年間稼働率約77%
1室あたりの平均家賃70,000円、年間家賃収入約7,14,000円
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改善後 常時1室の空室~満室、平均空室期間3ヶ月、年間稼働率約95%
1室あたりの平均家賃据え置きの70,000円、年間家賃収入8,820,000円
これは当社がコンサルに入らせていただいて、実際に改善に着手した事例です。
改善前後の数字を比較すると、じつに稼働率18%UP、年間家賃収入1,680,000円UP。
改善前の状況は次のとおりでした。
①部屋が決まってはじめて室内の改装をする・・・ことが多い
②改装したとしても、それなりに改装費用がかかっていたわりにどこか古めかしい仕上がり
③外壁、屋根などの大規模修繕を繰り延べていた(築約30年)ため、みすぼらしい印象あり
恐らくこのまま進んでいると、更に空室期間が延びていたか、入居が決まっても家賃減額で成約し、さらなるキャッシュフローの悪化を招いたはずです。
当社の見立てとしては「もったいない!!」
いいマンションなんです!
やることをちゃんとやったらまだまだ稼働するマンションです。
そこで下記の提案をしました。
①とにかく空室の改修をする
②今までかかっていた改装費用と同等程度の費用で、少し工夫をして気の利いた改装をする
③できれば大規模修繕まで頑張る(カラーリングなどにもこだわって!)
結果、上記のすべてをこの数年で着手し、改善の運びとなりました。
オーナー様の頑張りに脱帽です。
70,000円の家賃の部屋が1年間決まらなくても、目に見えての支出はありませんが、84万円のロスをしていることになります。なにもしないとこのロスはもっと増えているかもしれません。それならば出来る投資をして、マンションの価値を上げることに注力した方が効率的だと思いませんか?
実はオーナー様のこの頑張りによって、このマンションの資産価値は大きく向上しています。
市場の利回りを10%とすると、
改善前の物件価値は7,140万円
改善後の物件価値は8,820万円
これは今、このマンションを売却しようとするときにつく売却価格です。
その差は1,680万円です。今、売却するわけではありませんが、いざそうなったときにはどのように運営してきたかによってこれくらいの差が出るという事例ですね。
ちなみに、かかった室内の改装費用と大規模修繕費用を支払ってもお釣りがくるくらい物件価値が上がっています。
こちらのオーナー様ではさらに物件価値を高め、入居者様に満足してもらうべく次なる施策に取り組んでおられます。
マチビトではオーナー様の資産価値を最大化したいという想いのもとに様々な提案を行っています。
もっと詳しく聞きたいオーナー様がいらっしゃいましたら、お気軽にお問合せくださいね。