不動産市場について

マチビトブログ第5回  

 

 

不動産市場について

 

こんにちは!

 

今回は不動産市場について考えていこうと思います。

不動産市場と言っても、まぁ単純に経済市場と同じですよね。

需要と供給のバランスで成り立っています。

 

買いたい、借りたい人が、出回っている不動産より多ければ需要が多い。

品薄の状態で、価格が上がる局面です。

 

買いたい、借りたい人が、出回っている不動産より少なければ供給が多い。

供給過剰の状態で、価格が下がる局面です。

 

今の世の中は、大きく見るとほとんどの地域で下のパターン、いわゆる供給過剰の状態です。

 

でも、狭い視点で見ていくと、この立地!とか、この学区!とか、この駅!とか、この沿線!とか、この間取り!とか、この設備!とか、このデザイン!とか、需要と供給のバランスが細分化されていくわけです。

 

例えば、賃貸物件で一人暮らし用のアパート。

その場所は駅からは遠くおよそ一人暮らしには適さない立地のように思います。

ただ、駅から遠いので、一人暮らし用のお部屋はほとんどありません。

しかし、そこには工業団地があり、規模の大きな会社が誘致されています。

この工業団地に関係のない人は、普通は駅に近い場所を選びますが、この工業団地にある会社の社員さんが単身赴任でくる場合は、出来るだけ職場の近くに住みたいと思っています。

この瞬間、このエリアでは需要が多く供給が少ないという状況になり、家賃は高止まりしつつ、高入居率を確保できるということになります。

 

では、さらに、ここにある一人暮らし用のアパートは、ほとんどがホテルみたいなお風呂とトイレが一緒になったような3点ユニットバスの物件です。でも住みたい人からするとお風呂とトイレが分かれていて独立した洗面台がほしいというニーズが多い場合、ここに価格差と絶対的な需要が生まれるわけです。

 

まぁ、まず立地を変えることはできないですね。でも、設備とかデザインとか間取りは変えられるものもありそうです。世の中のニーズを捉えれば、その地域ではニッチな存在のアパ-トを供給できる可能性もありそうです。要は差別化ってやつです!

そうすると、家賃の増額、高入居率の維持が可能になるかもしれません。

 

結局!

 

何が言いたいかというと、市場と物件の現状の分析をすることによって、取るべき対策が見えてくるってことですね!

 

対策すべきか?

その対策の程度はどの程度か?

はたまた、何もしないのか?(あくまで分析の結果ですよ)

 

どれが正解ということもないのですが、選択肢は複数ある方がいいのではないかと。

 

「今までがこうだったから、これからも同じだろう・・・」はもったいないかもしれないですね。

 

では、また(^_^)/~