マチビトブログ第7回
賃貸経営 ~空室対策編~ ①共用部の清掃
こんにちは!
前回のブログでは、世の中はまさに大空室時代、対策を打っていかないとダメですよ、というお話しをしました。
本当に世知辛い厳しい世の中です。
で、一つずつその効果とか方法を考えてみようというのが、今回からの流れです。
今回は清掃です。
これ、かなり重要です!
主に共用部の清掃と、あえてここに除草や植栽剪定を含めますが、これ、どれくらいの頻度でどれくらいの精度でやっていますか?
まったくやっていない! これはもうダメです。
ゴミ落ちまくり、蜘蛛の巣だらけ、廊下黒ずみまくり、ゴミ庫荒れ放題。
まず案内されません。案内されたとしても見にきたお客様のファーストインプレッションで即アウトです。仮に部屋の中がそこそこ仕上がっていたとしても、申し込みの確率は相当に低下しています。ろくに管理がされていない物件と見なされます。
あとは程度問題です。
月1回、月2回、週1回、週2回、プラス管理会社が巡回したときに落ちているゴミを拾うとか蜘蛛の巣を除去するとか出来ていれば、物件は見違えるほど綺麗に維持されます。時には高圧洗浄機で水洗いをすると、もうピカピカです!
で、定期的に除草と植栽剪定を行います。これはもう1セットです。
当然、回数が多ければ多いほど、労力やコストがかかりますが、この清掃が徹底出来ている物件はやはり見栄えよくなりますし、選ばれる確率も上がります。
まぁ、言い出すとキリがないので、労力やコストで無理のないところからでも始めることが大事だと思います。だから、最低でも月1回の清掃(自主でも業者を入れるでも)と、管理会社の巡回時のチェックを徹底することが必要となります。
私もお客様を案内していて、エントランスから汚い物件などは、その時点で候補から外れてしまうという経験を何度もしています。
人間でも第一印象は出会って3秒で決まると言われていますよね。
それだけファーストインプレッションが意思決定に与える影響は大きいということです。
(自分も気を付けなければ・・・!)
まぁ、清掃は大変なんですが、改善策としては比較的ハードルが低いんです。
自分で清掃すれば労力はかかりますが、コストはかかりません。ある意味ではすぐに取り掛かれます。業者を入れてコストがかかるとしても、物件が綺麗になって申し込みが入る、もしくは不必要な退去が抑制されることによって、収入を確保できれば、清掃費用はすぐにペイできます。
まとめ!
清掃はこれから物件を見にくる人にも、すでに入居中の人にも満足感をあたえる!!
そして街並みの美化にも一躍買えることとなります。
いいことづくしですね。
マチビトではこのような清掃についてのご相談からでもお受けいたします!
次回は大規模修繕について。
では、また(^_^)/~
執筆者 片山雄一